FHIR
カテゴリ: デジタルヘルス・プラットフォーム
FHIRとは
FHIR(ファイア:Fast Healthcare Interoperability Resources)は、医療情報交換のための次世代標準規格です。HL7協会(Health Level Seven International)が策定しました。「Webの技術で医療をつなぐ」ことをコンセプトに作られており、従来の医療規格よりも圧倒的に実装しやすく、開発者に優しいのが特徴です。
概要と重要性
Google、Apple、Microsoft、Amazon(GAFAM)がこぞって採用しており、事実上の世界標準(デファクトスタンダード)になっています。
- REST API: 現代のWeb開発で一般的なAPI技術を採用しているため、Webエンジニアやスマホアプリ開発者が容易に医療アプリを開発できます。
- Resources(リソース): 患者(Patient)、観察データ(Observation)、薬剤(Medication)などの単位でデータを部品化(リソース化)しており、レゴブロックのように組み合わせてシステムを作れます。
AI・エージェントとの関わり
AIがデータを読み込む際も、FHIR形式で構造化されていると非常に解析しやすくなります。FHIRは、人間とAIが共通して理解できる「医療の共通言語」になりつつあります。
将来展望
日本でも「全国医療情報プラットフォーム」のベースとしてFHIRが採用されました。今後は全ての電子カルテがFHIR対応となり、アプリエコシステム(スマホで使える便利な医療アプリ)が爆発的に増えるでしょう。
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